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渡くんの××が崩壊寸前の畑荒らしの理由は紗月が直人と会えなくなるから

重度のシスコン主人公、渡直人をめぐる青春ラブコメ、『渡くんの××が崩壊寸前』。夏アニメとして放送がスタートしています。

そこで今回は、物語の重要な鍵を握る紗月が幼少期に畑荒らしをした理由について深掘りしていこうと思います!

目次

幼少期、直人の畑を紗月が荒らす

直人は幼少期、夏の間紗月と仲良くしていた時期がありました。しかし、ある日紗月がその畑を荒らして、そのまま姿を消してしまったのです。

その幼少期を直人は、1番幸せだった頃と振り返っており、大切な思い出だということが分かります。その後2人は高校生になって再会します。

直人は紗月のことを畑荒らしだと警戒しており、親がいなくなってから親戚にたらい回しにされていたからこそ、今の平穏が脅かされることを恐れていました。

何も事情を知らないはずなので、仕方ない部分もありますが紗月が畑荒らしをした理由は、自分に何か恨みがあったのだろうと勝手に解釈していたのです。

紗月が転校で離れることに

その後直人に告白して断られた紗月は、転校してまた直人の前から離れることになります。連絡すらも取ることができずに直人は心配していました。

修学旅行の行き場所が同じだと知った直人は、徳井のおかげで連絡を取ることに成功し、異性として特別大事に思っていることを伝えます。

紗月は、直人と石原さんの仲をかき乱して幸せを壊してしまったと感じていました。邪魔者がいなくなることで、元通りハッピーになれると思ったのです。

しかしその際に「それだけじゃないけど…」と転校したのには、何か他にも訳がありそうな言い方をしていました。いずれにせよ転校は紗月にとって大きな決断だったのです。

紗月は旅館の娘だった

その転校の理由は、紗月が旅館の娘だったことに大きく関係しています。将来その旅館を継ぐために、語学や資格に強い学校に入ったのです。

一度はその後継ぎの誘いを断っていました。それは、紗月が血の繋がった本当の娘ではなく養子で幼い頃は、放っておかれることが多い子どもでした。

養父母は紗月とどう接していいのか分からなかっただけで、紗月のことを大切に思っていましたが、紗月は自分がいない方が「たちばな」も上手くいくと感じ、自分はどこへ行っても邪魔者だと思っていたのです。

そんな紗月が最終的に旅館を継ぐと決心したことは、大きな前向きな一歩なのではないでしょうか。紗月は直人のおかげで、この先実家を継いでも自分で自由に進路を選んでも、居場所がなくなるわけじゃないと思えるようになったのです。

紗月には兄がいた

紗月には義理の兄、直純がいました。紗月は直人のことを直くんと呼んでおり、離れてしまった寂しさからか直純のことは直くん2号と呼んでいました。

6年前に直純が直くん2号でいてくれたから、紗月はそれが自分の拠り所となり、直純がいなかったらきっと壊れてしまっていたと思っています。

直純は、旅館で忙しい両親に変わって紗月の世話を見るように頼まれていました。しかし面倒を見るのが煩わしかった直純は、直人の家に紗月を送り届け、時間になったら迎えにくるようにして、自分で面倒を見なくてもいいようにしようと考えます。

それが直人と紗月の出会いでした。紗月が前住んでいた家に直純が連れてきてくれたことが、その後の2人の人生を大きく動かすことになるのです。

紗月が畑荒らしをした理由

紗月が畑荒らしをした前日も紗月と直人は一緒でした。直人はこのままと遠くへ逃げようという内容のテレビを見ていて、遊びの延長で逃避行をしようと提案します。

その日、紗月は直純に夏休みが終わるから、ここに来るのも明日で最後だと言われていました。直人にとってはただの遊びでしたが、紗月は本当に遠くへ行きたいと思っていました

しかし直人は暗くなってきたという理由であっさり家に帰ってしまうのです。もう会えなくなると知っていたからこそ紗月は人一倍期待して、その分落胆したのではないでしょうか。

紗月は大切なものを失うことを恐れて、自分で壊してしまうような子でした。だから自分から、過去と決別するためにも畑荒らしをして、大切な直人との時間を壊してしまったのです。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は、『渡くんの××が崩壊寸前』の畑荒らしについて見ていきました。

最初は直人のことをずっと尾行していたり、いきなりキスしたり不審な行動が多かった紗月ですが、彼女の家庭環境の複雑さと、その後のことを考えると胸が締め付けられそうになってしまいますね。

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