ついに発売されたよう実3年生編2巻。
前回はついに坂柳クラスに移籍した綾小路が描かれ、新キャラである白石に注目が集まりました。
今回は3年生編2巻についてネタバレしてご紹介します。
ひよりへの初恋
今回の巻でも最後の方までタイミングが合わずにひよりとは合えなかった綾小路。
石崎にひよりと強制的に手を繋がされ、綾小路が移籍してきてくれたら嬉しいと発言していたのに、ひよりの手を取らなかった結果、ひよりはどうしているだろうということになり、その後石崎に言われて会いに行く話でした。
しかし長らく会えず、やっとのことで図書室で会うことができます。
ひよりは綾小路を見ますが、なぜか隠れており、最終的には本棚越して話したあとやっと姿を見せてくれます。まじで可愛い。
そこで会話してなんとか仲直りのようになり、花の移動販売が図書室に来たので、一輪の花を買ってそれをプレゼントしました。ひよりは嬉しくて泣いてしまいます。
そして綾小路は他の女子には感じていない感情がありました。どこかでひよりが気になっており特別視していること。
後にそのことを橋本に話すと、初恋じゃないかと言われます。しかし橋本には軽井沢に戻るのも良いし、一之瀬と付き合うのもいいけど、ひよりは辞めとけと言われます。
しかし、綾小路の中では、ひよりとの交流を深めたい感情が湧いてきており、止めることはできませんでした。
また、綾小路が図書室に行かない間、ひよりの下には金田が通うようになり、読書を通じて仲良くなっていました。金田はひよりのことが好きなようです。
綾小路と一之瀬
一之瀬と歩いている時、一之瀬は外では触れ合わない約束が、つい手を触れてしまいます。
綾小路はそこで手を繋いでも良かったですが、なぜかそれはできませんでした。
ひよりのことが思い浮かびできなかったのです。
そこで一之瀬には「――――誰の事考えてる?」なんて聞かれてしまいます。ここの一之瀬怖かったですね。
この間にも綾小路と一之瀬は体を重ね合っていたのでしょうか。
堀北の部屋で伊吹と櫛田が食事
そして習慣になっていた、堀北の部屋で伊吹と櫛田が食事をすること。
綾小路の話になると伊吹はあの強さはアルベルトも簡単に倒せるほどで、尋常じゃないと話します。
そこで櫛田は八神が中学の知り合いじゃなかったことを話します。そして八神を退学させたのは綾小路だとも言いました。
綾小路の過去に注目することになると、中学はどこなのか、もっと昔、幼少期はどうだったのか。普通ではあり得ない能力に、八神との関係で天沢を探ることになりました。
白石の100人斬り
そして白石について。吉田と島崎との会話で、白石の100人斬りは白石に振られた誰か(名前忘れた)が広めはじめたのじゃないかという話がありました。
1年生の時点では中学時代に20人という噂があり、今では100人に膨らんでいる。考えれば、白石にはそんな時間はない。なので100人は嘘ではないかという話があるとか。
しかし白石は大っぴらにその噂を否定していません。なぜなのか。それを考えた時、白石は女の子が好きで、男子を避けるために、そうしているのではないかということでした。
吉田と島崎の話では西川が白石が好きなんじゃないかなんて話も出ていました。
白石は綾小路の監視者
そして白石の正体がついに明らかになってきました。
なんと白石は七瀬と繋がっていました。七瀬とは誰もいないレストランで背中越しに会話し、綾小路がジムに行っている間の時間を把握して会っていました。
そして、七瀬は綾小路を早い段階で退学させたいと言います。理由はこのまま綾小路が卒業して世界に放たれれば、さらに被害者が出るから。
七瀬はそこで白石にその協力をお願いします。しかし白石はあくまで観察者だと言います。
白石は綾小路を観察するだけの人でした。ホワイトルームではないと思いますが、七瀬のような一般人で潜り込んだということですね。今まで綾小路が会ったことがなかったのは、ただ綾小路を監視する人だったからですね。
白石によれば、他にも監視者はいるとか。ただ、七瀬には教えませんでした。
また、七瀬は「綾小路の運命が決まる前に退学した場合、白銀先生の望まない方向へ流れてしまうかもしれない」なんて言います。白銀先生って誰でしょうか。政治家とかそっち系の人でしょうかね。
白石はこの人のために動いているのかもしれません。
須藤の部屋に小野寺
そして試験の関係で堀北が高円寺の部屋を訪れるため、須藤に協力してもらおうと須藤の部屋に誘いに行くと、なんとそこには小野寺がいました。
一緒に勉強をしていたとか。
小野寺は須藤のことが好きなことが判明しています。しかし須藤は堀北のことが好きです。
ただ、小野寺はそれでも須藤にアプローチをしていたのだと思います。
綾小路のOAAはトップクラス
そして現在の綾小路のOAAがトップクラスになっていました。
学力A + 96
身体能力A – 81
起点思考力B 66
社会貢献性B + 77
総合力B + 80
過去から考えても、実力を発揮しだした綾小路は、とんでもない数字を叩き出していますね。
石上が堀北に接触
そして巻の最後には石上が堀北に接触していました。
その理由は堀北が天沢を探っていたからです。堀北は綾小路の過去を探るために天沢を探っていたことを言うと、情報を渡すから早く天沢を探るのを辞めてほしいと言います。
色々とはぐらかしましたが、石上は七瀬が綾小路のことを知っていると言います。しかし堀北はそれを否定。七瀬は書紀ですし、今までの行動を見ても綾小路の過去を知っているようには思えなかったからです。
しかし石上は断定して言いました。
最後には、堀北に関してこう書かれてありました。
きっとここが分岐点。
彼、石上くんとの再会が私の人生を大きく変える始まりだった。
綾小路清隆という一人の男性の人生に、深く関わっていく――
仕組まれた出会い
そんな風に書かれてありました。
これ仕組まれた出会いってのが引っかかりました。
石上が仕組んだということなのでしょうか。
石上が最終的に綾小路をどうしたいのかわかりませんけど、堀北を使ってどうにかしようとしているのでしょうか。
その他
その他の内容は以下でしょうか。
・長谷部がやってきて、佐倉がテレビにまで出るようになったと報告
・試験も一年生の時の生活態度のことで、大きなものはなかった。
・生活態度について星之宮先生が綾小路が本当に協力してくれるのか、試験の得点を下げるため腕にくっつく。エロい。
・全体的には変化が少ない巻。
・あとがきでは次回はピリッとするらしい。
他にも細々ありますが、こんな感じでしょうね。