2025年1月からアニメ放送が始まった「ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います」。
今回は、通称「ギルます」のアリナのディアスキルについて、なぜ覚醒したのか、そもそもどのようなスキルなのかを見ていきたいと思います!ぜひ最後まで楽しんでいってください!
ディアスキルとは
そもそもディアスキルとは何なのでしょうか。「ギルます」の世界ではダンジョンというものが存在し、冒険者たちはダンジョンを攻略しています。
その中で魔法とスキルというものが存在します。魔法は魔力さえあれば訓練することで誰でも習得して使うことができます。しかしスキルはそうはいきません。
偶発的に発芽するもので、自分で意図して使えるようにはならないのです。発芽することで、元々の身体能力があがるなど大きな影響を与えます。
そのスキルにも違いがあり、下から「人域(レギン)スキル」、「超域(シグルス)スキル」そしてその上が「神域(ディア)スキル」というものになります。つまりディアスキルは全てのスキルに打ち勝てる最強のスキルなのです。
アリナはなぜディアスキルを獲得できた?
「ギルます」の主人公アリナ・クローバーは、普段大都市の冒険者ギルド、イフール・カウンターで受付嬢をしています。公務員で安定した仕事ですが、アリナはなぜディアスキルを獲得できたのでしょうか。
アリナは定時で帰ることを何よりも大事にしていました。受付嬢の職は安定と終身雇用だと言われていて、希望通りに受付嬢の仕事につくことができたアリナですが、別の現実と向き合わなくてはならなくなります。
それは、ダンジョン攻略がうまくいかないと、カウンターは大混雑で当たり前のように定時があるということです。めんどくさい冒険者の対応だけではなく、書類仕事もやらなければなりません。
我慢の限界に達したアリナは、ついに自分でダンジョン攻略にソロで行くことになるのです。実は彼女はディアスキルを持つ超実力者だったのです。しかし彼女の能力を取得した時のことは、本人さえも覚えていませんでした。
アリナのディアスキルの能力
そもそもディアスキルは、本当にいるのかさえも伝説のように思われていたスキルです。アリアはこのスキルで上位1割に入るほどの実力があり、S級冒険者とも言えるほどの力があります。
アリアのディアスキルは「巨神の破鎚(ディア・ブレイク)」と呼ばれるもので、大きなウォーハンマーを出現させて、遺跡や敵を一撃で玉砕してしまいます。
時間など目に見えないものでも、とにかく全てぶち壊せるほど強い威力があり、大抵のことが何とかなるため、彼女は1人でダンジョンに入って仕事をこなすことができるのです。
それだけではなくアリナが持つ「巨神の破鎚」は進化するものでした。他にも神域スキルがありますが「巨神の破鎚」は、通常の神域スキルを凌駕する非常に強いスキルです。
アリナのディアスキルの覚醒とは
アリナはディアスキルを覚醒させますが、なぜ自分がこの能力を使えるのか自分で分かっていませんでした。本来ならば、ディアスキルは神の祝福を受けた者や特定の儀式を経た者しか得ることはできません。
鍵を握るのは、アリナに受付嬢の仕事を勧めたシュラウドというおじさんです。アリナの実家が酒場をやっていたこともあり、彼女はシュラウドによく懐いていました。
アリナは残業にうんざりしていますが、副業禁止の中、隠してまでダンジョン攻略をしているのはシュラウドに勧められた仕事だからというのが大きく、非常に信頼しています。
シュラウドは命を落としてしまいますが、実はシュラウドは「4代目大賢者」であり、彼は魔導書である「賢魔書」を持っていました。そこにディアスキルに関する秘密事項が記されていることが分かっています。
アリナの最新刊の状態は?
その後アリナの後輩として入ってきたライラが「巨神の風翼(ディア・ウイング)」と呼ばれるディアスキルを持っていて、アリナと同じように隠して生活していることが分かります。
ライラはある研究施設で働いており、そこでは神域スキルを持つ者に魔神核を埋め込むことで、作為的に魔神を作り出そうとしていました。
アリナの秘密は完全には明かされてませんが、このような施設との関わりは大きいでしょう。「ギルます」は2025年2月5日現在、小説が8巻まで発売されています。
最新刊では、アリナの弟アシュリーがインターンシップでイフールに訪れたり、ジェイドとデートしたりしながら、相変わらずの日常を送っています。これからも定時で帰りたいアリナを見守っていきたいですね。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は「ギルます」で登場するディアスキルについて、どのようなものなのか、どのような能力があるのか見ていきました。
「ギルます」には、アリナ以外にもスキルを使うキャラが登場します。通常とは少し違う視点から、ダンジョン攻略をするところがこの作品の大きな魅力なので、これから先の展開も楽しみにしていきましょう!