2025年4月7日がアニメが放送されている『Summer Pockets』(サマポケ)。原作は2018年に「Key」から発売された恋愛アドベンチャーゲームです。
主人公の鷹原羽依里が夏休みに訪れた鳥白島でヒロインたちと出会い、仲を深めていく物語です。そのヒロインの中に12歳の少女・加藤うみが登場します。
今回は『Summer Pockets』の加藤うみについて、正体や羽依里に対しての呼び方の変化、好物のチャーハンの伏線などをご紹介していきます。




加藤うみの正体は羽依里としろはの未来の娘
共通途中ヒロイン紹介
— でゅみー💮プレイ中⇒サマポケ (@INORI_MURASAME) June 1, 2025
加藤 うみ
又従姉妹にあたる。チャーハンが好きで並々ならぬ熱意を持つ。年齢の割に大人びた少女で主人公のお母さんの様。
とりあえず、おっぱい揉む?的な感じでチャーハンを出してくる。
毎日島の何処かにでかけてるが⋯
この子攻略できるなら熱すぎる#サマポケ pic.twitter.com/BvlDgYkivc
原作ゲーム『Summer Pockets REFLECTION BLUE』から個別ルートが追加された加藤うみは、羽依里の親戚で、又従兄弟という立場で登場します。しかし実はうみの正体は、羽依里と本作メインヒロインである鳴瀬しろはとの未来の娘なのです。
うみは都会で暮らしていますが、田舎に憧れを持っており、夏休みを利用して1人で鳥白島にやってきました。そこで羽依里と一緒に加藤家に居候をして暮らしています。
元気でしっかり者の12歳の女の子で、料理好きでもありチャーハンが大好きな可愛らしい女の子ですが、憧れとはいえ1人で島を訪れる行動力や、12歳とは思えないような大人びた言動などが垣間見えることがあります。こうした一面が、うみの真実に繋がっていくのです。
加藤うみの本名は鷹原羽未で年齢は?
作中では加藤うみと名乗っているうみですが、本名は「鷹原羽未」で年齢は12歳です。先にご紹介したようにうみは羽依里としろはとの娘なので、苗字は鷹原なのです。
2000年の夏に羽依里は鳥白島にやってきてしろはと出会い、楽しく夏を過ごし後に結婚します。そしてしろはは妊娠して2006年に羽未が生まれました。しかしその際にしろはは亡くなってしまうのでした。
12歳になった2018年に、羽依里がしろはの13回忌のために1人で鳥白島へ向かいます。それを知った羽未も後を追って鳥白島へ行くのでした。
加藤うみは未来からきた?
夏休みが終わって、立ち止まる。
— Key開発室 (@key_official) August 31, 2021
足跡は、ここまで。
見つめる先は、ただただ広い砂浜。
追いかける事もできず…
重ねる事もできず…
立ち止まって振り返る。
歩いてきたいくつもの夏休みを思い出しながら呟いた。
「ちょっとだけ……ばいばい」
今日は9月1日。
加藤うみの誕生日です。#サマポケ pic.twitter.com/s2BI8FsNzQ
うみは未来から来た存在です。うみも母であるしろはの家系は、記憶を七影蝶に変えて過去へ飛ばすという能力を持っています。その能力はうみにも受け継がれており、その力で羽依里としろはが過ごした2000年の夏へ飛んでいくのです。
うみが12歳の時、しろはの13回忌のために鳥白島に向かう羽依里の後に着いて、内緒で鳥白島へ向かいます。羽依里に見つかってしまったうみは山へ逃げ込みますが、そこで崖から落ちてしまいました。
その時「お母さんに会いたい」と強く願ったうみは、持っていた能力で2000年の夏へ飛びます。そこで加藤うみとして暮らすことになるのです。
加藤うみのチャーハンはしろはから受け継がれた
うみが大好きなチャーハンの作り方は、時を超えて母であるしろはから受け継がれました。元々は羽依里から教わった作り方ですが、鳴瀬家の能力によって2000年の夏に飛んだうみは、そこで出会ったしろはから直接教えてもらうことになったのです。
お母さんと楽しい夏休みを過ごしたいと願ったうみは、何度もしろはにアプローチします。しかし鳴瀬家に伝わる能力のためにしろはは人の関わりを避けながら生きていました。そのためなかなか関係を深めることができず、何度も夏をやり直します。
何度目かの夏にチャーハンを極めると決意したうみは、しろはとチャーハン対決をすることになりました。対決には負けてしまいますが、羽依里から少し違って教わっていたチャーハンの作り方をしろはから直接教えてもらうことになるのです。
加藤うみの羽依里の呼び方の変化
拙者サマポケの加藤うみちゃんに一目惚れ侍なんだけど、もしかしなくても攻略ヒロインじゃない…?うせやろ?
— 愛幸P (@aisachiP) October 25, 2018
立ち絵でこんなに可愛いんやぞ…乱世でござる pic.twitter.com/ywv9FyA6Zn
夏休みに羽依里が鳥白島へやってきた頃、一緒に食事をした時にうみは羽依里に対して「おとーさん」と呼んでしまいます。しかし自分が未来から来た羽依里の娘であることは隠さなければならないため、とっさに誤魔化しました。
基本的には羽依里のことは鷹原さんと呼んでいるようです。未来で羽依里と2人で暮らしていた時は、コミュニケーション不足から親子仲が良かったとは言えず、挨拶することすらありませんでした。自分は嫌われているのだと思っていたうみですが、鳥白島で加藤うみとして羽依里と一緒に過ごす中で羽依里に対しての認識は大きく変わっていきました。
また、原作ゲーム『Summer Pockets』では3人のルートクリア後にタイトルからリスタートで始めると「おにーちゃん」と呼ぶようになります。
まとめ
今回は『Summer Pockets』の加藤うみについて、正体や羽依里に対しての呼び方の変化、好物のチャーハンの伏線などをご紹介してきました。
うみはしっかり者の明るい性格の女の子ですが、実は未来から来ており、その背景には父親との不仲や親からの愛情を感じられていないという悲しい過去を持っていました。
ゲームではうみのルートもありますが、アニメではどのように羽依里たちと関わっていくのでしょうか。気になった方はぜひアニメ『Summer Pockets』を見てみてくださいね。



