2025年4月からアニメ放送がはじまり、Key作品として注目を集めている『Summer Pockets』。
今回は、サマポケに登場する空門蒼について深掘りしてきます。その後やったのか、藍の昏睡眠りは七影蝶で目覚めるか、最後をネタバレありで見ていきましょう。




空門蒼は羽依里とやった?
サマポケRB 蒼√完走!
— 彦(Yan)🍭 (@Yasaka_gen) April 27, 2025
蒼の過去、記憶、この二つは蒼√一番重要な部分、蒼はずっとやりたいことを完成しましたが、重要なことを失った、この中で蒼の心強いとやりぬけるの精神を感じます
最後言いたいことは:蒼、おはよう😥
P.S.頭ピンクだらけの蒼と羽依里間の突っ込み何度見ても笑える面白かった pic.twitter.com/EK6ERipWTM
空門蒼と羽依里は、どのような関係だったのでしょうか。空門蒼は、祭事を担っている空門家に生まれ、周りの人からも頼りにされている明るい女の子です。
駄菓子屋さんでアルバイトをしていることもあり、島の子どもたちからは師匠と呼ばれ、親しまれています。面倒見もいいのですが、少しドジっ子なところや、すけべなところもありとても可愛いです。
羽依里とも、一緒に過ごしていくうちに特別な存在になります。それは、蒼が自分の秘密を羽依里に明かしたことが大きな要因でした。
蒼の告白でふたりは心を通わせ、長いキスをします。その後のシーンで、なぜか朝になっておりその時の蒼のあたふたした様子から、初めてを山でやったのかと疑惑の声が上がっています。
空門蒼の目的は昏睡状態の藍の七影蝶を探すこと
空門蒼は、どこでも昼寝をしてしまうという特徴がありました。もちろんこれはただの昼寝ではなく、蒼の重要な目的を果たすための代償でした。
それは昏睡状態の「藍の七影蝶を探す」ということです。藍は蒼の双子の姉であり、羽依里が島にやってくるずっと前から眠り続けていました。
七影蝶は、サマポケの中でも重要な存在で、人の想いや記憶が具現化したものです。それに触れることで、その人生を追体験することができます。
蒼は、藍の記憶を持った七影蝶を長い間ひとりで探し続けていたのです。しかし七影蝶に触れるのは禁忌だと言われています。その代償で蒼はよく眠ってしまうのでした。
イナリの中に藍の七影蝶が入っている
空門姉妹揃ってのお披露目見てみたいんだよなw
— まーさん (@00TM0410) August 21, 2020
もしアニメ化して蒼√の最後のシーンだけでも退院後の藍の姿観たい。
絵が綺麗だから似合うわホントにw pic.twitter.com/PjzxKSu8w7
羽依里は、蒼が藍の七影蝶を探すのを手助けすることを決めます。しかし蒼は最初、それを拒んでいました。羽依里を危ない目に合わせたくなかったのです。
しかし羽依里はその忠告を無視して山に入ります。そこで七影蝶に触れると、我を失い崖から飛び降りてしまいそうになります。それを助けてくれたのは、イナリでした。
イナリは、蒼とよく一緒にいる狐のような存在です。それからも毎晩七影蝶を探していくことになりますが、羽依里がイナリ中に藍の七影蝶が入っていることを見つけます。
藍の蒼に関する愛情や気持ちをを見て、その七影蝶を藍の身体に戻したことで藍は目覚めます。姉妹の再会という奇跡が起きたのでした。
空門蒼が眠る理由は七影蝶に触れて記憶が入り込むから
空門蒼がどこでも寝てしまう理由は、七影蝶に触れて記憶が入り込むからでした。実は七影蝶に触れるということは、かなり危険なことなのです。
そもそも七影蝶は、全員に見えるものではありません。子どもや動物をはじめとした感受性の高いものにしか見えないのです。
蒼が「自分が藍の七影蝶を探さなければならない」と感じていたのも、自分に七影蝶が見えており、他の人には見えていなかったからです。
七影蝶に触れて記憶を取り込むということは、他者の記憶と自分の記憶という複数の蝶を身体の中に取り入れていることになります。これを繰り返すと脳に大きな負荷がかかります。
空門蒼は最後昏睡する?
#Key総選挙
— スザクラキ (@suzakulaki) September 11, 2019
Summer Pockets 空門蒼
蒼のチョロさゆえの可愛さと神秘的な美しさに心打たれた。姉を救った後蒼が眠りについてしまい、切なさが止まらなかった。最後蒼の一番可愛い笑顔の「おはよう」はもう嬉しくて本当に大切な人が戻ってきたように涙腺崩壊した。
あの夏僕は間違いなく蒼に恋をした。 pic.twitter.com/0TJYnUkM15
空門蒼は、昏睡してしまいます。七影蝶に触れるというのは、大きな負荷であり、これを繰り返すこと危ないということは、想像に難しくないでしょう。
数えきれないほどのの七影蝶に触れて、自分の体に取り込むことを続けたことで、蒼の記憶はあやふやで不確かなものになっていきます。
藍が目を覚ましたのとは反対に、今度は蒼が前よりも眠ってしまうようになり、羽依里はそんな蒼のことを心配していました。
そんな中、祖母の遺品の文献を見つけます。七影蝶に触れたものは、2度と目覚めることのない長い眠りについてしまうというのです。
空門蒼はその後目覚める?
空門蒼は、その後目覚めるのでしょうか。蒼は、眠った1週間後に目を覚ましますが、眠っていたため身体を動かすことができません。
目を覚ました蒼の願いで、羽依里が蒼をおんぶする形で迷い橘まで移動し、身体に取り込んだ七影蝶を返しにいくことになります。
その際に蒼は、羽依里と夏の思い出を振り返ります。ふたりとも、もう目を覚ますことはないと感じていました。七影蝶に触れるという禁忌を犯した代償を受け入れる必要があります。
ラストのシーンでは蒼が目を覚ます描写も描かれました。「おはよう」という言葉に思わず涙してしまった人も多いのではないでしょうか。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は、『Summer Pockets』の空門蒼について詳しく見ていきました。
明るく、誰からも好かれていた蒼が、藍のために自分の身を犠牲にしてまで成し遂げたかったことや、その後のラストを知ると、間違いなく心が揺さぶられるでしょう。空門蒼ルートはサマポケにとってなくてはならないストーリーだったと思います。



