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リゼロ クリンドは憂鬱の魔女因子持ちで空間と時間の『圧縮』の権能!対価やヘクトールは既に死亡

小説家になろうのリゼロ9章32『クリンドという男』について、なんと憂鬱の魔女因子持ちで権能が空間と時間の圧縮だと判明しました。

そこでクリンドについてご紹介し、対価やヘクトールについてもご紹介します。

目次

クリンドとは

クリンドは400年前からロズワールの家に仕えている家令です。

家令とは執事やメイドをまとめる人で、レムラムやフレデリカなどを指導してきました。

魂が見えるのか、幼い魂が好きで、ロリコンとも言われています。そして現在は、ロズワールの親戚であるアンネローゼの家で執事をしながらアンネローゼを守っています。ちなみにカサネルではロズワールはアンネローゼは次の器候補だとも言っていました。

一方で400年前から姿が変わらないことや、短編集などでのあまりの強さから、クリンドの正体についてファンの間では考察されてきました。

そんななか、9章32の話でついに憂鬱の魔女因子持ちであり、圧縮という権能もちだと判明しました。

憂鬱の魔人ヘクトールと同一人物ではない?

ヘクトールと言えば400年前の聖域ができる前の時にクレマルディの森を襲撃し初代ロズワールがボコボコにされました。その後エキドナとも戦いましたね。

それからヘクトールはどうなったのかはわかりませんでした。

しかし、短編集などで登場したクリンドがヘクトールのような権能を使っていたことから、同一人物もしくは死んだのではないかと思われていました。

そしてアニメ2期DVD特典のゼロカラカサネルイセカイセイカツでは、スバルがロズワールにインタビューした時にクリンドについてこう言っています。

「契約の対価ですか?それに関しては、ずいぶん昔に果たしましたよ。ええ、とある相手を倒すための共闘です。私にとっても宿敵で、都合がよかった」

ロズワールの持ち出した契約は、簡単に言えば財産を守ることです。なので今でもロズワールの家にいるんですね。契約は果たしているけど、なぜか一緒にいます。

そして、クリンドが倒したい相手がヘクトールで、ロズワールは財産を守ってもらうことの対価として共闘。結果、ヘクトールを倒して、憂鬱の魔女因子はクリンドがもらったということになるかと思われます。なので、ヘクトールとクリンドは別人です。

憂鬱の権能

そして、クリンドは空間の時間の圧縮だと言っていました。

「あれは正確には『転移』ではなく、空間と時間の『圧縮』です。説明。本来、移動するはずの距離と、必要な時間を『圧縮』する。ただし、世界の在り方に大きく影響を与えかねないため、オド・ラグナの目こぼしが必要となる。便宜」

実際は時間を操っているわけではなく、転移する時に時間の短縮できるから時間と言っているだけですね。なので、実際は空間の圧縮と言って良いでしょう。

他にはカサネルではスバルの心臓を遠方から握りつぶしたり、短編集『Golden Sibilings』では、空間を削り取ったりもしていました。

このヘクトールに近いような権能があまりにも強すぎて、本編には登場させないのではないかと思われていました。

クリンドの正体

ではクリンドとはなんなのか。

短編集11特典SS『Elegant Lessonあふたー』では

「申し訳ありません。私の出自については明かせない契約。いえ、盟約となっております」

スバルがロズワールとの契約なのか聞くと、

「それもお答えできかねます。もしも私の出自が公になれば、陣営に多大なご迷惑をおかけすることは間違いないかと」

とのことでした。この発言から竜人ではないかと考察している人もいましたね。

ただ、学園リゼロでは夜鷹と言われたり、フレデリカに獣化を教えたりもしていたことからも、半獣ではないかという説もあります。

また、カサネルでは、スバルとエキドナと敵対した時にこんな描写があります。

「ーー飽くなき底なしの『強欲』に、世界を滅ぼさせるわけにはまいりません。約束」

かつて、この世界を維持するために奮戦した人々がいた。好ましい相手もいれば、決して相容れない相手もいて、しかし、いずれも見ている方向と望んでいたものは同じだったはずだから。ーーその願いを覚えている最後の一人として、諦めることはできなかった。

これは、世界を滅ぼさないように奮戦している様子ですね。上記で語られている人が誰なのかはわかりませんけど、400年前の話であれば、三英傑あたりとかそんなのでしょうか。しかしクリンドはエキドナとは顔見知り程度だとわかっています。

「すでに因子は剥がれ次の器に継承されているにも拘らず、いまだ妄念晴れないとは…いいえ、あるいはその執着こそが彼女たちの本体か。暗澹」

古馴染みとは言えない、遠い縁のあった顔見知り程度の関係だ。ともあれ、これだけの時間が経過して、かつての知己と再会など、二度とあるべきではなかった。

「既に世界は次代のモノ…その晴れ舞台に介入するなどあるべきではなかった。無粋」

自分たちや彼女たちにも、世界を己の舞台とした時代があった。自分たちはその時代を生き抜き、死に切った。そのはずなのだ。なのに、死後も舞台にしがみつくなど、無粋の極みというべきだろう。

まとめ

クリンドについてはまだまだわからないことが多いです。

しかしまさか憂鬱の魔女因子だと本編で判明するとは思いませんでした。

これから、もっと面白くなりそうです。ちゃんとした名前回があるのか。

アルの天敵なのかどうかも気になります。

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