2024年からアニメ放送が始まった「天久鷹央の推理カルテ」。主人公の天才医師天久鷹央と、彼女を支える助手・小鳥遊優の視点で語られる医療ミステリーです。
今回は小説の読む順番と時系列について、漫画二種類あるのはなぜなのか見ていきたいと思います。
『天久鷹央の推理カルテ』のアニメが放送開始!何話何クール?
『天久鷹央の推理カルテ』のアニメが2024年1月から放送が開始しています!原作を書いた、小説家であり医師でもある知念実希人さんが新しく書き下ろした物語を同時に2話放送し、話題になりました。
アニメはおそらく12話1クールで放送されると考えられます。公式サイトのBlu-ray &DVDのページでは、12話が4つに分かれて収録されているため、アニメの放送も12話になるでしょう。
今後のアニメの人気ぶりで、続編の2期以降のアニメも作られると思います。原作は小説で、刊行数は比較的多く、ストーリーも1話完結型の物語が多い傾向にあります。
原作のボリュームは多いので、12話でどのように構成されるのか、どのストーリーが選ばれるのか、放送を楽しみにしていきたいですね!
『天久鷹央の推理カルテ』のアニメは小説何巻どこまでやる?
『天久鷹央の推理カルテ』のアニメは、小説の何巻どこまでやるのか、公式では明かされていないため、予想をしていきたいと思います。
小説は現在18巻、漫画は4巻発売されており、この漫画の収録は小説の1、2巻にあたります。そのためアニメは基本的にこの小説の1、2巻になるのではないかと考えます。
しかし現在のアニメ放送で小説3巻密室のパラノイアに収録されている話がありました。そのため、何巻から何巻という括りではなく、「基本は最初から、その他にもところどころアニメ化」というようになるのではないでしょうか。1話完結型の小説だからこそできるアニメ化の仕方ですね。
『天久鷹央の推理カルテ』の面白さと見どころ
『天久鷹央の推理カルテ』の面白さと見どころは、なんと言っても実際に医師としても活躍している知念実希人さんが原作小説を書いているため、医療ものとして違和感がないところです。
リアルな医療知識が用いられ、病気や症状に隠された「謎」を考える過程は、物語として楽しみがあるだけでなく、学びの要素もあります。
また主人公の天久鷹央は天才女医として、登場しますが、お菓子が好きで仕事中でも合間につまんでいるところや、小鳥遊優とのバディ関係にもコミカルな会話が繰り広げられ、キャラクターにも魅力があります。
また、多くの小説でミステリーランキングに選ばれている知念実希人さんが描いているだけあり、物語の伏線が分かったときの納得と爽快感も面白さに繋がっていると思います。
『天久鷹央の推理カルテ』の小説の読む順番と時系列
『天久鷹央の推理カルテ』の小説には、読む順番というのがあります。それは、発売された順と時系列で、2通りあるということです。
例えば発売された最初の巻は「天久鷹央の推理カルテ」なのですが、時系列順に読もうとすると「スフィアの死天使」が1番最初になります。
しかしおすすめの読み方は、まずは発売順に読むことです。その後時系列順に読むことで、物語の理解がより深まると思います。
原作者の知念実希人さんも読む順番について、順番はあるものの、1巻ずつ完結しているので、どの巻からも読むことができると「X」で発言していました。
『天久鷹央の推理カルテ』の漫画が二種類あるのはなぜ?
『天久鷹央の推理カルテ』の漫画は、2種類あります。緒原博綺さんが作画を担当し、新潮社から出版されているものと、武梨えりさんが作画を担当し、講談社から出版されているものの2種類です。
その二つの大きな違いは収録されている話が違うということです。緒原博綺さんの方は、小説の出版順に描かれており全4巻あります。
武梨えりさんの方は、エピソード0と呼ばれる「スフィアの死天使」が収録されています。小鳥遊優と天久鷹央がどのように出会ったのかが分かります。
それではなぜ出版社が変わったのでしょうか。新型コロナウイルスのワクチンに関して、不安を煽る報道があり、それに対して、2021年1月21日に知念実希人さんは報道によって過剰に不安を煽ることを控えるように依頼し、それが受け入れられない場合には今後の刊行を検討すると発表しました。
医師という立場だからこその主張で、正しい情報で救える命を救いたいという強い想いを感じました。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は『天久鷹央の推理カルテ』のアニメがどこまでやるのか、見どころや見る順番、漫画についても見ていきました。
1話完結型だからこそアニメがどのようにまとめられるのか想像がつきにくく、アニメ放送がより楽しみですね。医療系が好きな人もミステリーが好きな人も充分に楽しめる作品なので、多くの人に見てほしいと思います。