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小市民2期 小山内は瓜野が別れて小鳩常悟朗と戻る【秋期限定栗きんとん事件 】

小市民シリーズ2期では、「秋期限定栗きんとん事件」と呼ばれる事件について取り上げられます。

そこで今回は、小山内さんと瓜野が別れて、小鳩常悟朗と戻る流れについて細かく見ていきたいと思います。ネタバレを含む記事になっております。原作未読の方はご注意ください。

目次

小山内ゆきが瓜野高彦の付き合う

小山内ゆきは、新聞部に所属している1年生、瓜野高彦と付き合うことになります。きっかけは、瓜野からの告白でした。

小山内さんを見た瓜野の最初の印象は、小さくて変わった雰囲気の女の子、ということでした。新聞部部長の健吾と知り合いだったので、その関係で小山内さんは何度か新聞部に顔を出していました。

3度目に出会ったとき、健吾に何か言うために唇を健吾の耳に寄せる仕草や容姿や、表情の全てに目を奪われてしまったのです。とても同級生とは思えない雰囲気だと感じました。

その後、図書室で偶然会った際に「見とれていた」と正直に告白します。図書館から喫茶店に移動し、そこで正式に付き合うことになりました。出会い頭の事故のように付き合うことになった、と瓜野は考えていました。

小山内ゆきと瓜野高彦が別れる

しかし最終的には、小山内ゆきと瓜野高彦は別れることになります。連続放火事件の犯人が小山内であると瓜野が勘違いし、糾弾したからです。

瓜野は、全ての現場に小山内がいることができたこと、小山内が犯人が持っているはずのハンマーを持っていたこと、自分が事件を追うことを執拗に止めてきたことなどから怪しいと考えました。

しかし、小山内さんは犯人ではありませんでした。それどころか小山内さんは、瓜野の活動を裏で助けていたのです。そもそも瓜野が事件を追ったのは、新聞部でひとりずつコラムを書けることになったからです。

チャリティーバザーの宣伝に悩んでいた子がいたら五日市に頼むように進めたり、瓜野が犯人だと疑われないように忠告したり、彼のために動いていた部分もありました。

小山内ゆきと小鳩常悟朗が再度一緒に

小山内ゆきと小鳩常悟朗は、夏期限定トロピカルパフェ事件をきっかけに、お互い小市民を目指す協力関係を解消していました。それがこの「秋期限定栗きんとん事件」で再度一緒に行動することになります。

小鳩くんはそもそもこの事件に関わるつもりはありませんでした。しかし近所で起きたぼや事件が、小山内さんを誘拐したグループの1人である北条の車だったことから事件に関わっていきます。

小山内さんはただの高校生にすぎない小鳩くんが事件を解決したことを素直に褒めて、信頼を感じていました。小山内さんは本当に瓜野のためを想って行動していたと言います。

恋とはどんなものなのか、知りたかったのです。でも手の回し方が恋愛ではなく、上手くはいきませんでした。それは小鳩くんも一緒でした。お互い自分に必要だったのは、自分を理解してくれる人だったのです。

小山内の瓜野への復讐

小山内さんとした電話で、電車の音がうるさかったこと、時計の音がしていたことなどから、瓜野は小山内さんが現場にいたと勘違いしましたが、実際は、その電車の音は小山内さんが意図的に流したものでした。

つまり、小山内さんは誘発的に自分が怪しいと瓜野に思わせたのです。小山内さんは放課後、部長になった瓜野に対し、何もしない小市民の方が好きだと本心を打ち明けました

しかし瓜野は、それを自分を止めるための嘘だと勘違いし、「聞いて」という小山内さんを無視してキスをしたのです。小山内さんはレシートでそれを拒みました。

それまで縁の下の力もちのように瓜野のことを陰で支えていた小山内さんですが、これ以降は方向転換し、瓜野が間違った推理をするように誘導していたのです。これは勝手にキスしようとした瓜野への復讐でした。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は、小市民シリーズの「秋期限定栗きんとん事件」の小山内ゆきと瓜野高彦の交際や、その後について見ていきました。

小山内さんと小鳩くんが一度離れてから、大切なものを再発見し、また関係を構築するお話でした。2人でいる意味を改めて考えることになるこの話は、小市民シリーズにとって非常に重要な話であると思います。


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