2024年4月12日に公開された劇場版名探偵コナンシリーズ27作目、『100万ドルの五稜星』。
今回は、物語の重要な鍵を握る「寝た子を起こすな」というメッセージの意味と英語版での言い方、黒羽盗一が宝を盗まなかった理由について見ていこうと思います!




斧江圭三郎の宝の在処は函館山
函館山⛰️
— じゅんじゅん🌰🌸💛 (@abemari48) August 9, 2024
100万ドルの五稜星🌟 pic.twitter.com/dOLRfmDRxy
『100万ドルの五稜星』では、斧江圭三郎の宝を巡ってさまざまな人物の思惑が交差します。その在処は、函館にあると言われていました。
怪盗キッドから財閥の収蔵庫にある土方歳三所縁の脇差二振りを狙っているという予告状が届き、コナンたちも事件に巻き込まれていくことになります。
しかし函館にあるというだけで、それが具体的にどこなのか、どんなお宝なのかは分かっていませんでした。そこで、それを解く鍵と言われる6本の刀が必要なのです。
それぞれの刀にいろは文字の暗号表、気球に乗っている斧江圭三郎の写真、星形の図形が描かれた地図というアイテムがついており、それらのヒントから五稜郭に地図がピッタリ合うことが判明しました。
気球に乗っている写真があったことから、上から五稜郭を見下ろすことになります。そこで刀の鍔が五稜郭にぴったり合う高度が、函館山になりました。
斧江圭三郎の宝とは何だった?暗号解読機
そんな斧江圭三郎の宝とは何だったのでしょうか。宝を主に狙っていたのは、斧江卓三、カドクラ、怪盗キッド、そして福城良衛です。
斧江圭三郎の宝は、莫大な富を築いた斧江圭三郎がそれを価値あるものに変えて隠したもの、戦況を一変させるほどの強力な兵器と言われていました。
しかし実際にあったのは、戦争中に他国の暗号を解読するための機械でした。時代が移り変わったことで、今ではみんなが持っているスマートフォンの方が高性能です。
戦時中は暗号を解読するとこで作戦が筒抜けになり、戦況を変える兵器になり得た可能性も高いですが、現在はただのガラクタになってしまいました。
宝を見つけても黒羽盗一は盗まなかった
"名探偵コナン 100万ドルの五稜星"を鑑賞っ~♪北海道に眠る財閥の秘宝を巡り繰り広げられる争奪戦…カギを握るのは東窪榮龍の6本の刀と星稜刀…果たしてコナンたちは宝の在処を突き止めることができるのだろうか…コナンと怪盗キッドって…そういう関係だったのか…#名探偵コナン #100万ドルの五稜星 pic.twitter.com/XUolxf06dT
— 白井靖謙 (@raizen1313) April 14, 2024
いつもは宝石しか狙わないキッドが今回刀を狙い、函館にあると言われていた宝見つけ出そうとした理由は、彼の父親になります。
黒羽快斗の父親で、初代怪盗キッドである黒羽盗一は、宝の在処を見つけても盗まなかったという過去がありました。キッドはその理由を知るために今回の宝を狙ったのです。
その代わり黒羽盗一が盗んだのは、星稜刀です。北海道東照宮にあった空箱の中に元々入っていたもので、お宝が函館山になると示す重要な役割を果たします。
コナンたちはその星稜刀がなかったためダンボールなどで代用しましたが、物語の最後にその星稜刀が、黒羽盗一経由で工藤家に置いてあるという事実が判明しました。コナンにとってはあんなに探していた星稜刀が実家にあって、親が孫の手がわりにしているとは思いもしなかったでしょう。
黒羽盗一が「寝た子を起こすな」というメッセージカードを残した
黒羽盗一は「寝た子を起こすな」というメッセージカードを残しました。これは「宝は探さずにそっとしておけ」という意味だと考察できます。
お宝が現代では全く価値のないものであると黒羽盗一は分かっていました。星稜刀を盗んだ理由にも通ずるところはありますが、余計な争いをさせたくなかったのです。
結果的に今回の映画のようにお宝を巡った争いは起きており、宝に価値がないことを知った福城良衛は、「こんなもののために」と絶望の感情をあらわにしました。
誰よりも早くお宝の場所と正体を突き止めた黒羽盗一は、そのようなことが起こらないようにという願いを込めてメッセージカードを残したのではないでしょうか。
英語では『WAKE NOT a Sleeping Lion』
劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』 大ヒット上映中
— ナリッチ (@k1yOXDNt04NVCeO) September 4, 2024
怪盗キッド / 黒羽快斗 pic.twitter.com/teFssYcJRx
「寝た子を起こすな」を英語では『WAKE NOT a Sleeping Lion』と言います。これを直訳すると「寝ているライオンを起こすな」という意味になります。
日本と同じようにことわざのようなものであり、「ことを荒立てずにそのままにしておく方が無難だ」という意味が込められています。
今回の函館山にあったお宝についてもそうですが、これは黒羽盗一が息子の黒羽快斗に向けたメッセージなのではと考えるコナンファンも多くいます。
黒羽盗一は自分はすでに死んだと快斗に思わせてきました。実際は生きていることが今回の映画で明かされましたが、身を隠している自分を起こすな(探すな)というような意味もあるのかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は、「100万ドルの五稜星」の宝の在処や黒羽盗一が残したメッセージなど、物語のクライマックスシーンについて解説していきました。
最近のコナン映画では、原作でも描かれていなかった重要な謎が明かされ、多くのコナンファンを驚かせています。怪盗キッドのことはもちろん、次の映画などこれからの動向も楽しみにしていきましょう!



