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沢木公平が犯人!14番目の標的(ターゲット)の動機は味覚障害のストレス【名探偵コナン/フリーザ/声優中尾隆聖】

大人気シリーズである“劇場版名探偵コナン”の最新作が2025年4月18日に公開されます。その記念に金曜ロードショーでは3週連続のコナン祭りが放送予定です。

第1週目の4/4には第2作品目・劇場版「名探偵コナン 14番目の標的(ターゲット)」が放送されます。

本作では、毛利探偵こと毛利小五郎もターゲットとなった事件を舞台とした物語が描かれていました。その一連の事件の真犯人であった”沢木公平“はネット上の感想などで「迷惑すぎる犯人」などと言われているようです。

そこで今回は、ゲストキャラクターとして登場した真犯人”沢木公平”について調べてみました

目次

沢木公平とは

沢木公平は劇場版「名探偵コナン 14番目の標的」にて登場したゲストキャラクターです。

沢木公平はヒロイン・毛利蘭の両親である毛利小五郎と妃英理と友人でした。そんな沢木はフランス料理店の一流のソムリエをしており、資産家である旭勝義から娯楽施設でのレストラン経営を打診されます。

本作の犯人の狙いには名前に数字関連の漢字・読み方が入っている法則があり、沢木公平の名前に「公」=8が含まれている事を懸念したコナンたちによって沢木公平は海中レストラン・アクアクリスタルに一緒に行く事になりました。

沢木公平が犯人

沢木公平は名前に数字が入っている事で、連続襲撃事件のターゲットの一人だと懸念されていましたが、実は沢木公平が真犯人だったのです。

沢木は復讐の方法を考えていた時、出所したばかりの元トランプ賭博のディーラー・村上に出会います。その際に村上と話をし、自身、毛利探偵、そしてターゲットの者たちの名前に数字が入っていることに気が付きました。

そして、村上の犯行に思わせるために数字とトランプを関連付けて、村上を殺害したうえで村上を装いながら、毛利探偵を含めたターゲットたちを襲っていくことにしました。

しかし、失敗した殺害もありながら、眠りの小五郎によって真相が明らかになり、最後のターゲット「A(1)」のカードを所持していたことで真犯人だと判明したのです。

14人を狙った理由

沢木公平が一連の事件で14人の人をターゲットにした理由にはトランプが関係しています。

きっかけは元トランプ賭博のディーラー・村上と出会った事です。沢木は村上と会った事で、自身の犯行とトランプを重ねることにし、あたかも村上がやったかのようにカモフラージュしようと考えます。

そのため、本来のターゲットだけではAからKING までの14枚には足りず、数合わせのためだけに全然関係の無いピーター・フォード(4)と穴戸永明(6)や、目暮警部や阿笠博士などのコナン側の関係者まで巻きこみました。

結果的に関係の無いピーターや警部たちは負傷はするものの死に至らずに済みます。

カード名前理由
A工藤 新一新一の一
2仁科 稔仁科の二
3白鳥 任三郎任三郎の三
4ピーター・フォードフォードのFour
5毛利 小五郎小五郎の五
6穴戸 永明穴戸の六
7小山内 奈々奈々=なな
8沢木 公平公の八
9旭 勝義旭の九
10辻 弘樹辻の十
11阿笠博士士の十一
12妃 英理妃=Queen
13目暮十三十三

沢木公平の動機は味覚障害のストレス

本作での真犯人である沢木公平の事件を起こした動機は、交通事故による後遺症・味覚障害を患った事と、事故以前から抱えていたストレスによる憎しみでした。

沢木公平は事件が起きた時から3カ月前に、仕事からの帰宅途中でバイクと車の交通事故に合います。車を運転していた“小山内奈々”は前方不注意で接触はしなかったとしても、バイクに乗っていた沢木に転倒させる危険運転であったのは明らかでした。しかし、小山内は手当てなどの救護をせず逃走し、その際の後遺症で沢木は味覚障害を患う事になります。

その後、他の感覚を頼りにソムリエを続けましたが、自身の目指していた「完璧なソムリエ」には反していたことで、仕事も夢も諦めました。

それ以前に、沢木は“辻弘樹、旭勝義、仁科稔”にソムリエとしてのプライド、品格などを傷つけられ、彼らも憎しみの対象となったのです。

また、医師からは味覚障害が事故だけでなく、それ以前から抱えていた3人のターゲットによるストレスも一因だと診断されています。

ですので、沢木はソムリエを続けられなくなった憎しみ恨みを、小山内、辻、旭、仁科に向ける事になりました。交通事故は沢木を犯行に動かすきっかけになったのですね。

沢木公平の声優は中尾隆聖

劇中で沢木公平を演じられたのは声優だけでなく、俳優、歌手でも活躍されている中尾隆聖さんです。

なんと中尾さんは、わずか3歳で児童劇団に入団し、5歳の時にラジオドラマでデビューされています。その後15歳で「宇宙パトロールホッパ」で声優デビューされました。

そんな中尾さんは誰もが知っているキャラクターから、人気キャラクターまで多くのキャラクターを演じられています。

  • ばいきんまん(それいけ!アンパンマン)
  • フリーザ(ドラゴンボール)
  • シーザー・クラウン(ONE PIECE)
  • 涅マユリ(BLEACH)
  • 鷲匠鍛治(ハイキュー!!)
  • ワクチンマン(ワンパンマン)

中尾さんの声はかなり独特で、耳に残る声をされています。

そのため、フリーザとシーザーが同じ声優だとマッチしやすいキャラクターが多いのではないでしょうか。実際に「14番目の標的」の視聴者の中には、沢木公平が声を荒げたシーンで「フリーザだ!」とちょっと喜んだ方も多かったようです。

まとめ

本作の犯人・沢木公平はコナン君のシリーズの中でもかなり狂気染みた犯人だったのではないでしょうか。

それだけでというようなことで犯行に及んだ姿を見ると、人間いつどこで殺意が沸くのか分かったものではないですね。また、巻き込まれた被害者たちも大変迷惑だったでしょう。

本作は金曜ロードショーで放送されますので、気になる方はぜひ見てはいかがでしょうか。

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