劇場版名探偵コナン「隻眼の残像」が2025年4月18日に公開されます。今回の映画のキーパーソンの1人は毛利小五郎であることは間違いありません。
そんな小五郎が活躍した映画といえば、2005年に公開された「水平線上の陰謀(ストラテジー)」です。そこで今回は、映画に登場するキャラクター秋吉美波子が強い犯人であること、犯行理由に父親の死があることや声優は誰が演じているのか、妃英理に似ていることについても見ていきたいと思います。




秋吉美波子が水平線上の陰謀の犯人
小五郎が主役級の映画は
— コナン情報❄︎ 𝙲𝙾𝙽𝙰𝙽 (@conan_jouhou) March 24, 2025
2005年の「水平線上の陰謀」のみ。
この時のCVは初代小五郎『神谷明』さん。
2代目『小山力也』さんにとっては、
初の主役映画ということで……
「今年は頑張りました!20年ぶりの活躍だそうなので、今年観ておかないとあと20年ないよ!」と言ってるそうです笑#隻眼の残像 pic.twitter.com/73YpUTrsMi
『水平線上の陰謀』の犯人は秋吉美波子という女性でした。園子のおかげで豪華客船に乗れることになったコナンたち。小五郎、蘭の他に少年探偵団も一緒です。
コナンたちはその船でかくれんぼをしたり、博士のクイズに答えたりしていましたが、その船の中で園子が何者かに連れ去られてしまいます。
園子を助けるためにコナンたちは推理を始めますが、その他にも八代造船の社長である八代貴江が何者かに刺殺され、会長の八代延太郎も行方不明になるという事件が次々に起きていきます。
最終的に船に爆弾が仕掛けられており、船が沈没することになります。それを企てたのが秋吉美波子という設計士の女性でした。コナンたちが乗っている「アフロディーテ号」の設計リーダーの彼女がこの事件を計画したのはなぜでしょうか。
秋吉美波子の犯行理由は父親の死
秋吉美波子の犯行理由は、父親の死が大きく関わっています。15年前に第一八代丸という船が氷山に激突して沈没する事故が起きました。そこで亡くなったのが秋吉美波子の父親です。
シナリオライターの日下ひろなりの父も同じくその事故で亡くなっており、秋吉美波子は日下からドラマの取材を受けていた際に八代親子のことを必要以上に知りたがっていたことから疑問を持ちました。
日下のパソコンから『第一八代丸沈没事故の真相』というファイルを発見し、父親が亡くなったのは事故ではなく、保険金目的で仕組まれたことだと知ります。
そして日下が殺人の計画をしていることも知ることになるのです。しかしその計画が万全ではなかったことから、父が味わった想いを海藤渡に味わせるため、自ら手を下す決断をします。
秋吉美波子の声優は榊原良子
萩原千速役
— 御空桜華(原神など) 紫霄(タクトなど) (@gibe32878793) May 1, 2023
水平線上の陰謀の犯人役、秋吉美波子を演じた榊原良子さんに演じてほしい
赤井務武役
日下ひろなり役を演じた山寺宏一さん
犯人2人を演じた声優が新キャラ2人を続けて演じる面白そう#名探偵コナン#水平線上の陰謀#赤井務武#萩原千速#秋吉美波子#日下ひろなり#榊原良子#山寺宏一 pic.twitter.com/q5dk3v69dQ
秋吉美波子の声を演じているのは、榊原良子さんです。声優としての仕事はもちろんですが、女優としても多く活躍しています。
代表作に「機動戦士Zガンダム」のハマーン・カーン、「キャッツ❤︎アイ」の浅谷光子、「機動警察パトレイバー」の南雲しのぶ、「風の谷のナウシカ」のクシャナなどが挙げられます。
名探偵コナンシリーズでは、「水平線上の陰謀」の他に劇場版第19作品「豪火の向日葵」で圭子・アンダーソン役を演じていました。
かっこよくも儚い声をしており、秋吉美波子の声にも非常に合っています。コナンの映画のオリジナルキャラクターはゲスト声優が務めることが多く、賛否がわかれているところでもありますが、榊原良子さんは大正解だったのではないでしょうか。
秋吉美波子が強い!武道経験者?
秋吉美波子は単なる設計士だと思われていましたが、かなりの実力者です。映画の最後のシーンでは小五郎との格闘シーンがあります。武道経験者なのでしょうか。
しかし結論から言うと武道経験はあると考えられますが、そこまで超強いというわけではありません。それでも小五郎の方が一方的にやられているという状況でした。
小五郎は学生時代から柔道を極めており、全国優勝している同級生からも褒められるほどです。元々警察官をしていましたし、小五郎の方が実力は上だと考えられます。
それでも一方的にやられていたのは、小五郎の女性に手を挙げないという信念があったからです。最終的にコナンが気を逸らした隙に、小五郎が背負い投げをして勝負がつきました。
秋吉美波子が妃英理に似てる
水平線上の陰謀の真犯人、秋吉美波子。
— ユメマリオ (@Detective_yume) December 9, 2016
実は妃英理の初期設定だった!?#コナンで初耳学を狙う #知らなかったらRT pic.twitter.com/M6qkLJQWCK
そんな秋吉美波子ですが、小五郎の妻である妃英理に似てると作中でも言われています。実は小五郎が秋吉美波子を追い詰めることができたのは、妃英理に似ていたからなのです。
小五郎のイメージとしては、探偵であるにも関わらず的外れな推理ばかりして、最終的にコナンに助けられるというものではないでしょうか。しかしこの映画では違います。
コナンよりも先に真犯人に気づいたのは小五郎なのです。コナンは秋吉美波子の罠にハマり、犯人は日下であると考えていました。
それはなぜなのでしょうか。小五郎は妃英理に似ている秋吉美波子が犯人でなければいいと思っていました。そのために彼女が無実の証拠を集めようとして、結果的に彼女が犯人であるという証拠が揃ってしまったのです。
妻に似ている秋吉美波子に注目していたからこそ、小五郎はコナンよりも先に犯人であると気づくことができました。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は「水平線上の陰謀」に登場する秋吉美波子について見ていきました。
小五郎が最も活躍していた映画であり、コナンからも「名推理だったぜ、おっちゃん」と感心されています。そんな小五郎がかっこいい映画ですが、「隻眼の残像」ではどんな活躍を見せてくれるのでしょうか。
小五郎は身内に関することが事件に絡んでいると途端に覚醒するところがあるので、熱いおっちゃんが見れること間違いありません。小五郎の活躍が今から楽しみですね。



