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サマポケ加藤うみの最後結末と幼児退行とタイムリープなぜ?

「Summer Pockets」にはタイムリープする少女・加藤うみが登場します。

物語では、加藤うみは主人公・鷹原羽依里の親戚として物語に加わりましたが、後々に彼女が別の時代からやってきたことが明らかになってきました。

また、加藤うみはタイムリープ先でなぜか幼児退行していきます。

今回は、そんな加藤うみがタイムリープできた理由、幼児退行の理由、そして、彼女の結末について調べてみました。

目次

加藤うみが未来からタイムリープしてきた

加藤うみは主人公・鷹原羽依里の親戚として登場しましたが、実は彼女は未来からタイムリープしてきた主人公の娘でした。

加藤うみは母親を知らず父親もネグレクト気味の環境で育ちました。ですので、子供が母親を探してしまうのはおかしいことではなく、加藤うみも母親に会いたいと望むようになります。

結果、そんな彼女に受け継がれてきたある能力によって、加藤うみ(羽未)は過去を望み未来からタイムリープしてしまうことになったのです。

そして、鳥白島から離れた都会で過ごしてきましたが、夏休みに1人で島にやってきた鷹原の親戚という体で若かりし頃の両親たちの夏休みに参加します。

加藤うみがタイムリープしてきた経緯はなぜ?

加藤うみは未来から主人公たちが過ごす時代の夏休みにやってきました。その理由は、“母親に会いたいから”でした。

加藤うみは主人公と結ばれるメインヒロインの鳴瀬しろはとの間に生まれた娘・羽未です。ですが、加藤うみこと羽未はしろはとの記憶がありません。

というのも、鳴瀬しろはは自身に受け継がれてきた能力を加藤うみに受け継がれるのを阻止しようとします。しかし、阻止することに無理をした鳴瀬しろはは加藤うみ(羽未)を出産して間もなく亡くなってしまいました

その後、羽未はネグレクト気味の父親と過ごす中で父親が母親(しろは)の十三回忌で鳥白島に行くのを追います。ですが、その父親に母親に繋がる唯一の写真を捨てられてしまうと危惧した羽未は山に逃げました。

そして、逃げた先で崖から落ち、母親に会いたいと、母親と夏休みを過ごしたいと願ってしまい、その際に現れた七影蝶に触ったことで、能力も相まって過去の母親と父親に会いに行ってしまうのです。

加藤うみが幼児退行している理由は?

加藤うみはタイムリープを一度ではなく、両親と過ごした夏休みを何周もしていることが物語を進めていく中で明らかになってきます。加藤うみは一度で母親である鳴瀬しろはに会えたわけではないようです。

そのようにいくつもの夏休みを繰り返すことで、加藤うみは次第に幼児退行していきます。

加藤うみはしろはのように精神、意識だけが時空を飛んだわけではなく、自身が存在するはずの無い時代にほぼ肉体ごと飛んで実体化したようです。それを一度ではなく、何度も繰り返し行った事で、タイムリープの代償のためか年相応の振る舞いが削れていったのだと思います。

また、加藤うみが語る絵本では、世界に色を与えていた蝶がおり、世界が色づくのに反してその蝶は色を失くしていくそうです。そして、多くの人と出会い満足した色の無い蝶は静かに眠りについたと語られました。

この“蝶”が加藤うみを指すのならば、両親の過ごした夏を繰り返すことで”蝶の色=加藤うみの精神”が無くなっていき幼児退行に至ったのではないかと思われます。

最終的に色(精神)を失くしていった加藤うみは、言葉もまともに告ぐことが出来ず、箸も持てない、折り紙も折れないとできないことが増えていきました。

加藤うみの最後結末はどうなる?

加藤うみの最後は端的に言うと消滅してしまうそうです。

加藤うみは亡くなった母親を求めて、受け継がれてきた能力で過去に行き、まだ学生の両親に会うことが出来ました。それを一度ではなく、何度も繰り返してきたようです。

そんな中、母親であるしろはが、どう足掻いても鳴瀬家の能力が受け継ぎ、加藤うみ(羽未)の出産後に亡くなってしまう事を知ります。そんな未来を防ぐため、加藤うみはしろはの能力が目覚める前の時期に行き、しろはの能力の覚醒の阻止を試みました。

ですが、しろはの能力が覚醒されないということは、加藤うみの父親になる鷹原羽依里としろはの出会う可能性も無に近くなるのです。つまり、両親が出会わないという事は、その先で誕生するはずの自身(加藤うみ)の存在も無かったことになります。

結果、時代の行き来を繰り返す無理をしたこともですが、未来に自身の存在がなくなったことで、過去に渡った存在するはずの無い自身も消えてしまう事になったのです。

また、加藤うみが語った絵本では、誰も綺麗だった蝶に気付かないという部分があり、その部分は共に過ごしたしろはと羽依里の中からも加藤うみの存在が消えていっている事と重なっているのだと考えられますので、存在もですが加藤うみと関わったしろはたちの中からも加藤うみは消えたと思われます。

まとめ

加藤うみは亡き母親を求めて、能力によるタイムリープを繰り返してきました。

最後は母親を想って、未来を変え、自身を消す事になってしまいましたが、繰り返し過ごした両親との夏が悔いのない時間をくれたのではないでしょうか。

そんな加藤うみの子供らしい一心に親を想う姿をアニメ、ゲームで見ていただけたらと思います。

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